源氏物語から現代を紐解く・二十八帖 野分(のわき)

野分のあらすじ

秋好む中宮は里帰りし六条院の庭で花を植えられていますが、例年より色とりどりに美しく咲き、花々を見て爽やかな気分に浸っておられます。しかしそこにそこに野分(台風)がきて吹き荒れます。

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源氏物語から現代を紐解く・二十六帖 常夏(とこなつ)

 撫子

常夏題名の由来

「撫子(なでしこ)」は古くは「常夏(とこなつ)」と言われていました。この帖は撫子に由来します。

源氏が若い時の話で「雨夜の品定め」の帖に、頭中将(現・内大臣)は子供が出来ながら突然いなくなった夕顔の話をします。玉簾は内大臣と夕顔の子供です。夕顔は常夏とも呼ばれ、その子は撫子と呼ばれています。

(夕顔・頭中将(内大臣)への手紙)

「山がつの垣ほ荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子の露」

夕顔:(卑しい山里の人の私の家の垣根は荒れていますが、時々はお情けの露をかけてください、この垣根に咲く撫子のような幼子ぬは。)

頭中将:「咲きまじる色は何れとわかねどもなほ常夏にしくものぞなき」

(いろいろ咲いている花はどれが美しいと区別がつかないけれど、やはり常夏ー妻であるあなたに及ぶものはありません)

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夏は揖保の糸(ソーメン)が美味しいと思う訳

  中華風ごまあんかけソーメン

夏はソーメンが美味しいです。夏はソーメンが心にしみます。中華風ごまあんかけソーメンを作りました。とても美味しいです。

食の文化と言えば難しく感じますが、食と思い出は結び付き、心にるように思います。年配の方であれば、縁台とソーメンと井戸水で冷やしたスイカ,香取線香などの懐かしイメージを持たれる方もあるかと思いますね。

そのように食と楽しい思い出が結びついていくものと思います。

なぜソーメンなのか?日本の大切にしなければならない文化がなくなりつつあると思っているからなのです。

文化はカルチャーですが、耕すという語源を持つと言われますが、耕すことは農業です。農業は食となります。

日本は穀物の生産は麦を作り、麦の後に米をつくるという二毛作の栽培形態でした。いつしかその形態もなくなりました。その麦でソーメンが作られて来た歴史があります。

そうした中で豊かな日本の文化が作られてきた歴史があります。ソーメンも日本の原風景とおもうのですがどのように感じられるでしょうか。

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源氏物語から現代を紐解く・二十五帖・蛍(ほたる)

 

蛍が飛びかっているのを見ると何か癒し飛び言う言葉だけでなく、感じるものがありますね。

蛍の飛ぶ時期はあっという間に過ぎ去ってしまい、時の流れの早さを思ってしまいます。

蛍は日本人の心 の原風景と言いますかそんな事を感じますね。現代社会が失ってしまった何かを思い浮かべてしまいます。

平安時代の公家たちも蛍に特別な思いを持っていたのではないかなと感じてしまうのがこの帖です。源氏の玉蔓の部屋で行った沢山の蛍を放つと言うパフォーマンスから名付けられた帖です。

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源氏物語から現代を紐解く・二十四帖・胡蝶(こちょう)

 絵巻

巻名の由来

紫の上:「花園の胡蝶をさへや下草に秋まつ虫はうとく見るらむ」

(秋を好むまつ虫(あなた)は、春の胡蝶までもつまらない思うのかしら)

秋好中宮:「胡蝶にも誘はれなまし心ありて八重山吹を隔てざりせば」

(胡蝶に誘われてそちらに行きたいわ。八重山吹の隔て(厚い心の隔て)がなかったらですけれど)

*胡蝶は蝶のことですが中国の道教の思想家の一人の荘子の説話「胡蝶の夢」・目的意識に縛られない自由な境地の事と言われます。平安時代は中国の思想が多く取り入れられるようになっている時代です。

*貴族たちは神仙思想の影響も受け、住まいや庭造りにも取り入れ不老不死の世界を作ろうとしているようです。

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源氏物語から現代を紐解く・二十三帖・初音(はつね)

正月の宮中は行事で一いっぱい

源氏物語を読んでいきますと、私たちが日頃なれ親しんでいるものが登場してきます。平安時代の宮中社会で行われていたものが、現代でも私たちの暮らしの中生きて出いますね。

歴については現代は明治時代に制定されたグレゴリオ歴が使われていますが、平安時代は中国から入ってきた陰暦が使用されていますので現代の季節感とは少し違いがあります。

*正月の鏡餅は当時は餅鏡と言われ「葉固め」の儀式の中で使われています。鏡餅の原型になるもと言われている儀式です。この時代から始まったと言われます。

*七草粥が現代でも食べられていますが、七草粥もこの時代から始まったと言われます。

*正月に飾る門松もこの時代から始まったと言われています。

初音は公家社会の正月風景が描かれています。公家社会は行事が沢山あり、その行事を行うことがことが公家の仕事でもありました。正月の宮中は当時かなり忙しかったよようです。「枕草子」にも正月の宮中の様子が書かれています。

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源氏物語から現代を紐解く・玉鬘(たまかずら)

 玉鬘

源氏物語・玉鬘とは

源氏物語の人名では植物からの名づけられたものが多いですね。二十二の帖の玉鬘(タマカズラ)ですが、玉鬘は支えがないと立つことができますが、支えがあるとどこでも蔓を伸ばす植物と言われ、都から離れ都に帰ってきた夕顔の子供の姫君の境遇からつけられたとも考えられます。

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