恩田陸・「蜜蜂と遠雷」は創造と想像

秋を楽しむ・読書は習慣づけ

読書の秋と言います。また芸術でもあり食欲の秋ですね。秋は暑からず、寒からず読書の快適な気候です。読書離れと言うことも聞きますが読書に親しまない方もこの秋から読書を習慣にしてみませんか。

読書の習慣づけは何かのきっかけで始まると思いますね。私の読書のきっかけは仕事上やむなく文書を書く時期があり、文書表現を学ぶ必要があり本を読む必要となり自分が興味がある本から読み始めました。そんなことからいつしか本を読むことが習慣となりました。本を読むことは知的好奇心からで色々な知識を得ることができるものです。

恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」は引き込まれる

<内容と感想>

「蜜蜂と蜂蜜」は直木賞と本屋大賞を受けられたものですが賞にふさわしく面白いですね。

「蜜蜂と蜂蜜」は芳ケ江国際ピアノコンクールを舞台に描かれたものですが、私たちは日常的にピアノコンクールと縁遠い暮らしをしていますが、読めばピアノコンクールが想像できます。「芳ケ江ピアノコンクール」は実在はしなく小説上のコンクールですが実在するかのような臨場感あふれる内容ですね。

天才的なピアニストたちが国際コンクールを舞台めぐるストーリーですが、演奏曲の題名が盛り込まれこの曲はどんな曲なのだろかと思わずネットで調べることがあります。曲を聴くことでまた小説に深まりが増してきます。

天才ピアニストの風間塵、マサル・カルロス・レ・ヴィ・アナトール、栄伝亜夜を中心に描かれています。

世界中の音楽家や音楽愛好家たちに尊敬されていたユウジ・フォン・ホフマンの遺言で、死ぬ前に知人に語った「僕は爆弾をセットしておいたよ」の言葉で登場したのが、ホフマンの紹介状持つた型破りでの天才的な、無名の風間塵の扱いについて審査員を中心に物議が生まれます。

風間塵の父親は養蜂家で各地を転々と歩く移動生活の中でも風間塵は5歳よりホフマンにピアノ演奏の資質を見出され、ホフマンに師事することになります。父親の仕事柄ピアノを持たず、時折ホフマンに学びピアノ演奏するという形でありながら天才を発揮しホフマンの「爆弾」としてピアノコンクールに出場します。

栄伝亜弥夜は母親を師として内外のジュニアコンクールを制覇している音楽性がある天才少女としてCDデビューをしていましたが13歳の時母親が急死して思い悩みコンサートステージをすっぽかし「消えた天才少女」とされていましたが、芳ケ江国際コンクールで再起をめざすことになります。

マサル・カルロスの母はペルー人の日系三世でマサルは子供の頃日本に住んで学校に通いその時アーちゃんと言う一人の少女と出会います。しの少女はピアノをひいており、しの少女はマサルの音楽性を感じ自分の習うピアノ教室つれていきます。そこでマサルはピアノの目覚めていくことになります。この少女のアーちゃんはコンクール参加している栄伝亜夜だったのです。

ストーリーは天才的なピアニストを中心に展開されていきますが、ストーリーの中で演奏されるピアノ曲を聞きながら読むのもいいですね。また、演奏者が曲をストーリーイメージする場面もあります。演奏者になったつもりでイメージするのも良いと思いますね。

楽しみ方は色々とできますが、一度読めば良いというものではなく幾度読んでも新な発見ができる一冊のように思います。この秋この冊子を読まれることで新しい何を発見できるかもしれませんね。

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