源氏物語から現代を紐解く・三十二帖 梅枝(うめがえ)

源氏物語は現代にも通じる知恵が盛り込まれていすね。源氏物語は色恋の話ばかりでなく、政治や経済、宗教観など多様に描かれています。現代に通じます。これが宮廷の雅な世界を知ると同時に魅力だと思います。

梅枝(うめがえ)の帖では源氏の結婚感が語られていますが、結婚しない人や出来ないと思う人などが生まれる現代でも参考になるかもそれませんね。

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梅枝のあらすじ

*宮廷は色々な行事やしきたりをこなしていくことや祈祷やまじないなどを行うことが仕事だったといわれます。源氏物語もそうした儀式の模様が描かれていますが、公家社会は武士の台頭という時代に必然的に移り変わっていきますね。梅枝は行事の様子から始まっていますが公家社会の持つ矛盾も書かれているように思います。

源氏は明石の君の成人式(喪着)の準備で忙しくしています。明石の君は成人式のあと東宮の女御として宮廷に入ることになっています。(女御は帝の世話係です江戸時代の大奥に使える女人のようなものですね)。

また、薫物(香)の調合をすることにします。二条院の婦人たちに香木を配り調合を依頼していきます。

また、二条院の蔵を開けて中国からの渡来品の品々や香を見て、昔の品葉よいが、今のは質は劣るように見えるなど」と言い儀式に必要なものものを揃えさせていきます。

*当時貴重なものは中国から輸入されていましたが、当時の海運事情などからかなり高価なものだったようです。こうした高価なものを使い儀式は行われいたようですね。

明石の君の成人式は、秋好む中宮で盛大に行われましたが、身分の低い実の母親である明石の君は参列を許されませんでした。儀式は盛大に執り行われ無事に終わります。

*源氏物語は物語を形づくる人物が登場しますが、その人物たちとの内面も描かれ面白いものですね。この帖では源氏の子供の夕霧に結婚感などを語っています。

「父帝の御教訓に耳を傾け従おうとしなかった私だが、この年になると帝の御教訓こそ永久の規範だと思う。独身でいると何か考えがあるのかと世間の人は思うものであるが、世間の噂で下手に女に手を出し変な女と一緒になることもある。運命のめるところではあるが、高望みしても思うようにならないものであるからやたらと手出しをすることは控えるべきである」

「好きになってはいけない女に思いを寄せ、その女も世間で悪く言われ、自分も女から恨まれるのは一生の傷になる」

「しまったと思いながらも一緒に暮らす女が気に入らず我慢できない点があっても、やはり結婚し始めた頃の気持ちを持つように努めることだ」

「親の気持ちや親がいなくても人柄にいじらしところがあれば長所と考えて暮らしなさい。相手のため、自分のため、二人にとって最終的に一番良い方法を考える心づかいが大事なのだよ」

源氏は息子の夕霧に語りかけています。

*現代は離婚される方が増えているようです。この源氏の教訓は現代でも当てはまりそうですね。

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