映画・ゴジラと日本の神話文化を考える

人は目に見えないものに恐れを抱き、時には鬼や妖怪を見て、時には神と崇めることもありますね。人は妖怪や鬼、魔物は絵画や映画、ドラマなど色々なものを人の心の光と闇としてつくり出しています。人気があるゴジラも古くら伝わる鬼や妖怪伝説と根底に流れるもは何か一致するところがあるような気がしますね。

ゴジラに流れる日本の文化

映画「シンゴジラ」が注目を浴び、アニメの「GODZILLA怪獣惑星」が作られています。ゴジラは実に面白いですね。映画の内容は時代を反映しながら作られています。

初代の映画は太平洋のビキニ環礁での水爆実験で誕生した事になっています。当時は水爆実験は問題となった時代で「水爆実験」のことを問題提起するような内容でした。その後子供向けの怪獣映画となり、数々の新しい怪獣が登場していきます。特撮技術を駆使して作られ素晴らしく面白いものでしたね。日本の特撮技術が進歩したのもこうした怪獣映画の登場で進歩したとも言われます。

近年になるとCG技術が使われてよりリアル感のある映画となっていますね。「シンゴジラ」は東北の震災を意識して作られたと言われていますが、災害をイメージした子供のみならず大人向けの映画のように思います。ゴジラは日本のみならずハリウッド映画にもなっています。

ハリウッド映画に登場するゴジラは日本のゴジラと大きく違うように思いますが、ゴジラは時代を超え日本のみならず世界的に愛されて生き続けているように思いますね。

ゴジラと八岐大蛇伝説

日本には日本の成り立ちを記した最古の文献「古事記」があります。神話でもありますが。八岐大蛇伝説がありますね。

(八岐大蛇伝説)

須佐之男命(スサノオノミコト)は荒々しい神として有名ですが、須佐之男命は神々が住む天上界である高天原で乱暴を働き出雲の国に追放されてしまいます。出雲の国(現在の島根県)に降り立った須佐之男命は肥川で美しい娘を連れた老夫婦と出会います。「なぜ泣いているのか」とわけを聞くと「年に一度八岐大蛇と言う8つの頭と尾を持つ巨大な怪物がやってきて娘を食べてしまう。今年もその時期が近づいてきた」と言って泣いているのです。娘の名は櫛名田比売(クシナダヒメ)と言い、須佐之男命は娘との結婚を条件に八岐大蛇を退治することにします。

まず、櫛名田比売を神通力によって櫛に変え自分の髪にさし、従える足名命と手名命に八塩折之酒と言う酒を造り命じ造らせます。八岐大蛇が通るように8つの門をつくり八つの酒樽に酒を満たし八岐大蛇が来るのを待ち受けます。やがて頭と尾は8つある八岐大蛇が赤い鬼火のような目をして来て酒を飲み酔って寝てしまいます。そこで、剣を抜き尾を切ると剣の歯が欠け尾の中からは太刀が出てきました。須佐之男八は岐大蛇を退治することが出来ました。八岐大蛇から出た剣のことを草薙の剣と言い須佐之男命は姉の天照大神にお供えをしました。

シンゴジラは体が赤くなり活動が活発になりますが、凍結剤で凍って動けなくなりましたが、しっぽからゴジラの子供が生まれてきますね。この話は八岐大蛇伝説と似ているとは思いませんか。そんなことから、神話がシンゴジラとしてよみがえったような気がしてなりません。

時代の変化と伝説

神話から時代の史実や歴史を紐解いていくと、当時は自然災害や病気も蔓延、飢饉など先行きがわからないことが多く生まれた時代だったと言われます。そんな中で鬼や魔物などを作り出し退治したり祈りを捧げたりしたように思います。今日の時代も激動する時代だと言われます。そんな中でゴジラも注目されているのかもしれませんね。

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