日日是好日・お茶を楽しむ

毎週土曜日の午後

 映画 日日是好日

「日日是好日」は茶道教室に通った25年の森下典子さんのエッセイですが、黒木華さん、先ごろ亡くなられた樹木希林さんがお茶の先生として出演され、彼女と一緒にお茶を習う従妹に多部未華子さんが演じておられます。

*原作森下典子さんでエッセイストでこれまでテレビドラマ化された作品は、1987年11月2日~11月12日まで「典やっこどすえ」で賀来千香子さんが演じられ、2011年9月24日には「デジデリオラビリンスー1464・フィレンツェの遺言」で杏さんが演じられています。

「日日是好日」を読んでみようとすると前書きのところで、「毎週土曜日の午後・・」から始まっています。

はて、私自身毎週土曜日午後は何をしているのかと気にかかりました。勤務をしていた時には曜日が気になっていたのですが、勤めを辞めて家にいると「はて今日は何曜日だっつたのか・・・」と思うことがありますね。

「日日同じことをできることが幸せ・・・」

映画の中で樹木希林さんが語られてた言葉です。

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源氏物語 三十九帖 夕霧を読む

嫉妬問題が書かれている夕霧の帖

源氏物語も恋の物語でもあります。そこには、現代と変わらぬ男と女の関係が綴られており読んでいて千年の前に書かれたものとは思われないものもありますね。

この夕霧の帖は、夕霧が主人公に初めてなります。この帖は「嫉妬」が描かれて、現代でも嫉妬による問題が度々ニュースになることもあり、また痴話喧嘩と言うことも聞きますね。

男と女の関係はいつの時代も変わらないですね。

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チコちゃんと言葉

広辞苑は面白いです

私たちは何気なく日常を過ごしていることが多いですが「へーえそうなんだ」と思うことがありますね。必要な知識でもから雑学まで実に知らないことが多いと思います。

広辞苑は日頃よく使っているものですがしかし、近年、紙による辞典はから離れるようになってきました。人が手に取って紙のページをめくる作業は紙の匂いを嗅ぎながらページをめくり調べものをすることは心理的にも何か価値があるように感じるものです。

広辞苑今年第7版となっています。広辞苑は1955年の初本が刊行されて60年の時がたっていますが、ネット時代において紙の文化も大事なものになっているように思いますね。

紙の冊子を指でめくり、紙の匂いをかぎながら調べものをすることはスマホやパソコンで調べることとは調べたことが記憶にとどめやすく感じることがありますね。いかがでしょうか。

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源氏物語 三十八帖 鈴虫(すずむし)を読む

 蓮の

「鈴虫」のあらすじ

蓮の夏の花が咲く盛りに仏門に入られた女三の宮の姫君は数々の御持仏を作られ開眼され仏事にかかわる道具なども新調され飾りつけもされて、盛大な儀式(法要)が行われています。

*仏教と蓮は強い結びつきがありますね。蓮は極楽浄土に咲いている花で「蓮華五徳」と言う考え方があり仏教と深く結びついた花ですね。この蓮の花が咲く時期に儀式が行わています。

*この時代の公家たち死生観が見えてくるよう思います。

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源氏物語 三十七帖 横笛(よこふえ)を読む

柏木の一周忌

柏木がなくなり盛大な一周忌の法要が営まれています。柏木が生前大切にしていた横笛が夕霧に贈られます。夕霧はその時歌を詠みます。

「横笛の調べはことに変わらぬをむなしくなりし音(ね)こそつくせぬ」

(亡き柏木の愛用の笛の音は変わらないが、死を嘆く鳴き声は尽きません)

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源氏物語 三十六帖 柏木を読む

平安時代の宗教観と因果応報

平安時代の貴族たちはどんな死生観で生きていたのだろうかと思います。貴族たちも自由に暮らしていたのではないことがだんだん物語を読み進めていくととわかってきますね。

男と女の関係は昔も今も変わらず色々な問題が起きてくるものです。妻問婚という制度で現代では想像ができないこともこともあり男と女の関係が複雑になっているように思います。また、近親結婚なども行われることもありますね。

平安時代の宗教感と因果応報という自らが過去に作った悪行が自分にももたらされるという考え方もあり、人間の愚かさが説かれているように思います。「因果応報」は仏教の教えの一つです。

死後の世界感は仏教に限らずキリスト教などでもはボッティチエリの地獄の見取り図などでも死後の世界が描かれていますので世界共通の考え方かもしれませんねね。

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源氏物語を知る 三十五帖 若菜下(わかなげ)を読む

源氏物語は現代にも通じる人間ドラマ

源氏物語は多くの人が解説され、いや色々な書籍や映画などにもなっています。

源氏物語の解説など一様ではなくそれぞれ赴きのある内容で、源氏物語の面白さはここにもあるように思います。

54帖からなる読み物ですが、35帖まで読み進めてきましたが、実に面白いと感じます。その面白さは当時の朝廷、公家社会が人間臭くリアルに伝わってくるように思います。

現代の私たちの庶民生活の中でも良く似た話はありますね。「若菜下」では「因果応報」ということが出てきます。

源氏も父桐壷院の妻である藤壺を好きになり藤壺は源氏の子供を産むことになります。この帖では柏木が源氏の妻である女三の宮に言い寄り子供を作ってしまいます。男と女の愛憎劇が繰り返されます。

「因果応報(いんがおうほう)」という仏教の考え方で前世や過去の善悪の濃行為が原因で現在においても善悪の結果がもたらされるという考え方ですが、源氏が行ったことが再び繰り返えされ源氏の身にふりかかっています。

*悪いことはできないものです。悪いことをすればいずれ自分の身にも降りかかるものですね。

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源氏物語を知る・三十四 若菜上(わかなじよう)

源氏物語に猫登場です

  若菜上

猫好きの方は多いですが、平安時代も猫が飼われていたようです。唐猫(からねこ)と呼ばれていますので唐から来た猫のようです。この唐猫が恋を強める役割をするように描かれ紫式部の表現の巧みさかなと感じます。この帖では猫も重要な役割を担っているように思います。

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妖怪とは何・妖怪は面白い

妖怪談義

夏になると妖怪や幽霊などの話が出てきます。怖い話というものは、怖いもの見たさなのでしょうか何かひかれていくものですね。

柳田国男国男さんは日本の民俗学者として有名な方ですが、妖怪のことは「妖怪談義」にまとめられています。少し知識がないと難解なこともありますが、妖怪研究の出発点となるものだと思います。

現代においても「妖怪」は人気がありますね。妖怪は人にはない何か不思議な力をもった存在で面白いです。

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源氏物語から現代を読み解く・三十三帖 藤裏葉(ふじのうらば)

藤裏葉の帖の由来

内大臣は夕霧と雲居の雁のことを考えて、古歌を思い起しています。

「春日さす藤の裏葉のうらとけて君し思はば我も頼まむ」

(春の光さす藤の浦葉の裏・心ではないが、心を許しあって互いに助け合おう)

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