生き方を読んで知る・菜根譚(さいこんたん)

日本の文化は古来より中国に影響されたものですね。中国の明朝の時代に処世訓が大流行だったと言われています。当時の明朝は激動の時代であり生き残りの処世術が考えられ、良く読まれたのです。

今日の私達の時代も激動の時代と言われます。人の生き方の 処世術の哲学書なども良く読まれているようです。

菜根譚(さいこんたん)

菜根譚は中国の処世術と言われるものです。聞いた方はあると思いますが、読んだ方は少ないかもしれません。

日本文化は古来から中国文化に影響されてきた歴史があります。文字についても中国から漢字がはいり、仮名文字を作りだしてきたと言われます。現代においても中国の文化思想の影響を受けているものが随所に見られますね。私たちが日常使ってている印鑑も中国より伝わったものですね。

人と交わること

世の中を渡っていくのに一歩を譲る気持ちが大切である。一歩退くのは、のちのち一歩を進めるための伏線となる。人を待遇するのに少し寛大にする心がけが望ましい。他人に利を与えるのは、実は将来自分を利するための土台となる。

譲って進むことを中国思想を代表する古典「老子」は「天は長く地は久し、天地の能(よ)く長く且つ久しき所以の者は、其の自ら生ぜざるを以てなり。故に能く長生す。(「老子」第七章)

自分の身を少し控えめにすることが、結局は我が身を先に立たせることになると説いています。

情けは人のためならず

人とお付き合いをするときには、完璧を求めてはならない。例えば部下と上司の関係を考えた場合上司は九割までは押し付けたとしても十割の完成を求めてはならない。一割くらい未完であっても見過ごすような寛大な気持ちが大切である。

人に備わらんことを求め、相手の器量を無視し、自分の器量を棚上げして完璧さを求めると相手も嫌気がさすものである。

現代は数字が重要視され、完璧を求める時代なように思うのです。寛容性が求められる時代かもしれませんね。完璧を求めすぎると、労働も長時間労働に繋がり、過労死など社会問題に繋がっているのかもしれませんね。「働き方改革」などと言われていますが「菜根譚」の考え方を取り入れるのも「働き方改革」につながるかも知れませんね。

「菜根譚」は中国の明の時代のものですが、当時は激動する時代で時代を切り開く上で求め求められた考え方と言われます。今日の時代も激動の時代と言われます。現代において日本文化を見つめなおし、「菜根譚」を見直すことが求められているかも知れません。

スポンサードリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください