酒呑童子と広島神楽と日本の心を知る大江山絵詞

鬼とは何

「鬼」を知らない方はいないと思いますが、鬼と言う言葉は日常で良く使われます。「鬼嫁」「鬼監督」など色々と使われています。

鬼のイメージは角を生やし、虎のパンツ履き、怖い顔で金棒を持っているのが鬼ですがこうした鬼がイメージされはじめたころは自然災害や疫病など目に見えないももたらすものが鬼と言われる存在だっらしいです。

鬼は信仰と深く結びつき庶民の中に浸透したもので、祭りの中にも鬼が登場します。節分の鬼もそうですが、「神楽」でも登場しますね。鬼は魅力的な存在です。

鬼とは何なのでしょうか。

鬼シンポジウムinふくちやま2019

広島神楽公演 旭神楽談 「大江山」 スーパー神楽

「酒呑童子」のあらすじ

平安楽土・万年の春をうたい開かれた平安時代も中期頃を過ぎると、都は悪事の限りをつくす鬼たちによって暗黒の世となりました。

そこで帝は武勇の誉れ高い源頼光に鬼退治の勅命を下します。頼光が陰陽師・安倍晴明に鬼の根城を占わせると、都の北・丹波の国・大江山とわかりました。

源頼光と四天王は鬼退治のため大江山をめざします。途中、頼光が信心する神様から人便鬼毒酒(人がに目場良薬となり鬼が飲むと毒となる)をいただき、けものみちを登ります。

大江山の山頂近くの谷川で一人の姫が洗濯していました。この姫の案内で鬼の住処にようやくたどりつきました。

鬼たちに道に迷ったため一夜の宿を頼み都の酒と偽り、酒盛りに誘います。やがて鬼たちも酒に酔い鬼たちとの壮絶な戦いとなり、酒呑童子と鬼たちを討ち取ります。

シンポジュウム・鬼のイメージの起源と変貌

鬼シンポジュウムinふくちやま2019が開催され、国際文化研究センター所長の小松和彦先生の講演がありました。

鬼の起源はどこにあるのか?鬼のイメージはどのよう考えられますか?鬼のイメージは頭に角が生え、虎皮のパンツと金棒スタイルの鬼を思い浮かべる方が多いと思います。

鬼は宗教との関わりと大陸文化からもたらされ、日本固有の鬼が描かれてきたようです。鬼も時代と共にく移り変わる存在で、現代社会においても鬼はキャラクターやアニメなどで描かれ続けているようですね。

鬼は時代時代で姿や形やイメージは変化し続けているようです。平安時代や室町時代に描かれている「百鬼夜行」 「大江山絵詞」などを見ると鬼の姿の違いが見えますね。

「大江山絵詞」や鎌倉時代から江戸時代にかけて成立したと言われる「御伽草子」などでは角がある現代の鬼のイメージになってきます。

  百鬼夜行 融通念仏

  大江山絵詞

  御伽草子

百鬼夜行で描かれた鬼は動物の顔をしたものや鍋のようなものなど妖怪や物の怪と言われるようなものですが、大江山絵詞になると現代の鬼に近い顔が描かれるようになっています。

鬼は大陸文化の影響を受け、仏教の普及で姿形は角をもち虎のパンツ、金棒などの私たちの描くイメージになっていきますね。

現代でも「鬼」はアニメにも良く登場し、鬼と言う言葉は使われなくても大ヒットと言われるハリウッド映画の「ジョーカー」も鬼かも知れませんね。現代でも色々と鬼が描かれているように思います

鬼は私たちの心の心象や信仰などとも関係がありそうで知れば知るほど魅力的な存在です。鬼とはいったい何なのでしょうか?

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください