女城主 直虎と「孫子の兵法」

大河ドラマの「女城主 直虎」が面白いですね。ドラマは孫子の兵法をうまくちりばめられた内容のように思います。

女城主 直虎は史実がどのようなものであったかは歴史学者や研究家で議論されていますが、史実は史実として、ドラマとしては面白く興味をひきます。

徳川を支えた井伊家のドラマ

戦国時代に徳川家康を支える徳川四天王井伊直政(虎松)の養母の物語ですが、戦乱の時代にあって女城主として井伊家や虎松を支えた人物として描きだされています。激動の戦国時代に合って「孫子の兵法」を学び井伊家を支える様子が描かれていますが出演者の熱演で面白いドラマになっています。直虎を取り巻く人物は個性豊かな人物が多くそれらの人に支えられながら戦国時代生きる姿が実に今日にも当てはまる内容だと感じています。

孫子の兵法「戦わずして勝」

孫子の兵法とは「戦わずして勝」という言葉が有名ですが、「謀攻篇」・・・

孫子はいう。およそ戦争の原則としては敵国を傷つけずにそのまま降伏させるのが上策で、敵国を打ち破って屈服させるのはそれに劣る。

軍団を無傷でそのまま屈服させるのが上策で、群団を打ち破って屈服させるのはそれには劣る。

旅団を無傷でそのまま降伏させるのが上策で、旅団を打ち破って屈服させるのはそれには劣る。

大隊を無傷でそのまま降伏させるのが上策で、大隊を打ち破って屈服させるのはそれには劣る。

小隊を無傷でそのまま降参させるのが上策で、小隊を打ち破って屈服させるには劣る。

こういうわけだから百たび戦闘して百たび勝利を得るというのは、最高にすぐれたものではない。戦闘しないで敵兵を屈服させるのが、最高にすぐれたことである。

「女城主 直虎」の面白さ

ドラマは「女城主」であるだけに「戦わないで勝」兵法・戦略が醸しだされているように思います。こんなことが現実にありえるのだろうかと思えることも演じられましたが、直虎(柴崎コウ)と井伊家筆頭家老の小野但馬守政次(高橋一生)の関係は幼馴染でありながら、小野但馬守は井伊家や直虎を敵対視する姿勢を演じながら直虎や井伊家を守ることを本懐として、悪役を演じ切ることで井伊家や直虎を守りきる役として描かれていました。

直虎は徳川家康への謀反の疑いをかけられ牢屋に入れられるのですが、小野但馬守の一存で謀反を図ったと自ら名乗りをあげ無実の罪で処刑されていきます。直虎は小野の心を思い処刑直前に槍をとり小野但馬守に突き立てます。

この演技はすさまじさを感じましたが、直虎と但馬は普段は敵対することを演じながら密に愛を感じあっていたのだと思いました。その愛の深さを直虎は自らの槍で小野但馬の命を絶つことで小野但馬の心をくみ取ったことを確認しあったのだと感じましたね。こんな愛の形があろうとは・・・現実にこんなことがあるものだろうか・・・

「大河ドラマ 女城主 直虎」の面白さは孫子の兵法や直虎を取り巻く多彩な人物、心の動きがあらわされており興味深く面白いですね。

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