源氏物語 ・匂兵部卿を読む

源氏物語・ 匂兵部卿

この帳まで読み進めてきて世の中の移りかわりを感じます。

四十二帖の「匂兵部卿」の前は「雲隠」のタイトルのみが記載され、源氏の死亡の状況は書かれていませんが、光源氏は出家し嵯峨に隠棲し2から3年後に亡くなっています。

物語は世代交代で登場人物はかわっています。

四十二帖の「匂兵部卿」では源氏の長男の夕霧も40~46歳になり、物語は夕霧の次の世代に大きく移っています。

源氏の亡くなったあと、六条院は端やかさがなくなり、人々は以前のような華やかさを求めて、源氏の後継者は匂兵部卿と薫だと噂して、人々は光源氏時代の華やかさを求めているようです。

*薫は面向きは源氏と女三宮子供となっていますが、実は柏木と女三宮の不義により生まれた子供です。

*匂兵部卿の母は明石の中宮で源氏の外孫に当たります。

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