ジブリの「かぐや姫物語」と竹の魅力と筍料理

SFファンタジーの「竹取物語」

「かぐや姫」で良く知られる「竹取物語」は作者が不明の物語です。竹から生まれ、瞬まに成長し求婚をする男達を手玉にとりながら、月の世界に返っていく話しです。

平安時代のSFファンタジーと思えるような話しですね。竹取物語から生まれた言葉や興味深い内容がが沢山ありますね。実に面白いです。

 竹取物語絵巻物

竹取物語は、日本の文化と深く関わりを持つと思います。竹は日本文化を形づくられる中で大事なものですね。おめでたい時に良く使われるもは松、竹、梅と言われるように正月に欠かすことの出来ないものですね。

竹は日本人の心のふるさとかも知れません。宗教的に言えば竹は年中枯れることがなく青々として植物に中で成長も早いですね。古代の人々は竹に神が宿っているのではないかと考えたのではないかと思います。

静かな竹林にいると風邪で揺れる竹や竹の擦れ合う音など竹には何か潜んでいるのではないかとさえ思うことがありますね。

古代の人々は竹は枯れないことから「永遠」をイメージして死後の世界や神の世界を考えたと言われます。日本の宗教は縄文時代から続く自然を崇拝する宗教や中国からはいってきた仏教、儒教、神仙思想などが入り込み日本固有の宗教、宗教感となっているように思います。

「古事記」「日本書記」に見る月

月の信仰については「古事記」によると伊邪那岐命(イザナギノミコト)の禊(ミソギ・汚いものを洗い清める)で「左の御目を洗ひたまふ時に成りませる神の名は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)。次に右の御目を洗ひたまふ時に成りませる神の名は、月読命(ツキクヨミノミコト)、次に御鼻をあら日玉ふ時に成りませる神の名は建速須佐男命(タケハヤスサノオノミコト)。」と書かれています。

太陽の神・アマテラスオオミカミと月の神・ツクヨミノミコトが生まれたことが書かれています。スサノオノミコトを加えた兄弟神で最も尊い神たちと言われています。「日本書記」ではアマテラスオオミカミとツキヨミノミコトは仲たがいをして夜と昼と別々に照らすようになったと書かれています。

仲たがいをした原因は、アマテラスオオミカミから保食神(ウケモチノカミ・女神)と対面するよう命を受けたツクヨミノミコトは保食神と出会いますが、保食神は口から飯(メシ)を出したので、ツクヨミノミコトは汚らわしいと怒って剣で保食神を刺し殺してしまいます。死んだ保食神からは牛や馬、蚕や稲が生まれましたが、アマテラスオオミカミはツクヨミノミコトの行為に「汝悪しき神なり」と怒り仲たがいをしたと書かれています。

このことから、ツキヨノミコトは農や食の神と見なされることがありますね。

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