お正月の印象は・風景は変わってきている
毎年のようにお正月を迎えることになります。お正月と言えば「初詣」で神社に参拝しますね。お正月をどのように過ごされていますか?
お正月とは何、神社とは何。なぜ神々をお祀りしているのかなど少し調べてみましたが結論は簡単ではなさそうです。
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毎年のようにお正月を迎えることになります。お正月と言えば「初詣」で神社に参拝しますね。お正月をどのように過ごされていますか?
お正月とは何、神社とは何。なぜ神々をお祀りしているのかなど少し調べてみましたが結論は簡単ではなさそうです。
ハロウィンの祭りか近づきましたが、日本では仮装の祭りの雰囲気ですね。
ハロウィンとはケルト民族の収穫を祝ってのお祭りだと言われています。
ハロウィンイベントが開催される時期になってきました。イベントは各地で開催されています。イベント情報はこのサイトです。
こんなイベントサイトもありますね。https://www.walkerplus.com/
日本のハロウインは仮装イベントであったり、若い人たちの場が中心となっていますが、海外では子供たちが中心の祭りですね。
海外から見れば異質のハロウインのようです。
日本には海外の文化ですのでハロウィンの意味があまり理解されずにイベントの要素で入ってきているように思います。
クリスマスは日本で定着していますが、歴史をたどれば、イベントやお菓子などから入り定着したようです。
こうした海外文化が日本で定着するにはイベントからはいることが多いのかもしれませんね。
ハロウインの祭りのルーツはケルト民族の祭りにあると言われています。ケルト民族とは中央アジアの草原からヨーロッパに移動してきた民族でブリテン島にいつの時代かに住み着いたと言われています。秋の収穫を祝い、季節の変わり目には悪霊は入りやすいとされ悪霊退治の意味を持っていると言われています。
ケルト民族の収穫を喜ぶ祭りが起源とされアメリカ合衆国で民間行事としてかぼちゃの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」(お化けかぼちゃ)を作り魔除けとしています。子供たちが各家を訪ねお菓子を集める習慣となっています。
映画 「ジョーカー」がヒットしていますね。
ジョーカーはバットマンで登場する悪のヒーローと言える存在で映画「ダークナイト」は何か引き付けられました。
2019年配信の「ジョーカー」は善良な人間がいつしか悪人になっていく様子を「ジョーカー」を通じ描いていると言われていますが、人は善人であっていつしか過ちを犯し悪に染まることもあるものです。
映画「ジョーカー」は善と悪のとらえ方が聖書や西洋の考え方の中で作られたものだなと思いましたね。
日本では悪の代表と言えば「鬼」だと思いますが、日本の「鬼」は悪の代表と言えますが、鬼は神に奉られることもあり、日本で「鬼」は絶対悪にはなってませんね。
その例としては節分において「鬼は外」と言って豆を撒きますが「鬼は内」と言うところもありますね。
節分とは太陰太陽暦(旧暦)で季節の変わり目でである立春に行われる行事です。季節変わり目には邪気が入るとして陰陽道の邪気払いの行事です。平安時代には陰陽師活躍した時代で陰陽師の安倍晴明が有名です。節分の鬼は陰陽道との関わりがあるようです。
平安時代に書かれた「源氏物語」には鬼退治や怨霊退散させるために陰陽師が良く出てきます。
東宮の死後、年下の光源氏と恋愛関係に陥る(この間のなれそめが『源氏物語』では欠落している。源氏物語参照)。源氏は、美しく気品があり、教養、知性、身分ともに人に優れているために矜持の高い彼女をやがて持てあますようになり、逢瀬も間遠になる。源氏にのめりこんでいく御息所は、彼を独占したいと渇望しながらも、年上だという引け目や身分高い貴婦人であるという誇りから素直な態度を男に見せることができず、自分を傷つけまいと本心を押し殺す。
この自己抑圧が、以降物語の中で御息所を生霊、死霊として活躍させる。押し殺した妬心が、抑制の失われる度に身からさまよい出でて、源氏の愛する女君たちに仇を成すようになるのである。
「夕顔」の巻で源氏と逢引する夕顔を取殺した物の怪は、御息所のそれとする解釈もある(この説は誤りとされるが、多くの翻案作品で採用されたため、依然として人口に膾炙している。)。
(里芋コロッケと黒豆の枝豆ご飯)
里芋のコロッケと京の伝統野菜紫ずきん(黒豆の枝豆)のご飯を作りましたが美味しかったですね。旬の食べ物は美味しいですね。
日本の最大の鬼は酒呑う童子で すが、酒呑童子が住んでいたと言われる 大江山に鬼の博物館があり、 「鬼の学校」が開催されています。
鬼の姿としては角があり寅のパンツをはき、金棒を持っているのは大陸からもたらされたものでしょう。
平成の鬼
鬼は人の創造で作られたものですが、人はなぜ鬼を生み出したのか不思議です。
そして鬼・妖怪にひかれていくのか・・・?
鬼や妖怪は実に不思議な存在です。鬼のことを知れば知るほど鬼の世界に入り込んでいくものですね。
「怖さ」や「不思議」は人が生まれながらにして持っている性質なのでしょうか?
鬼と妖怪の話しは世界中にありますね。私たちはこういう話しにどうして引かれるのでしょうか?
「妖怪変化」といいますが、鬼も娘にばけたりします。
夏はなぜか怪談の話が多いですが、怖い話で涼しさを感じることにあるようです。
しかし、お化けは怖いお化けからかわいらしいお化けまで色々とありますね。実に多様にあるものです。
「お化け」とは何なのでしょうか。人の想像力や知恵の深さ知ることができそうです。お化けにはクリエイティブの要素が詰まっているようです。
「お化け」は妖怪や悪魔なども含まれるように思います。アニメや映画、ドラマなどなくてはならないものですね。人の能力を超えた時「化け物のようだ」などと言われることがあります。人の能力を超えた存在が「お化け」や「妖怪」・「悪魔」なにかもしれませんね。
源氏物語を41帖まで読み進めると源氏物語が現在の私たちの暮らしや生き方と共通するところが多くあるように思います。
人の一生は長いようで、短いものです。源氏の年齢は52歳、明石の君は43歳、明石の中宮は24歳、匂宮は6歳、薫5歳、夕霧31歳となっています。最愛の明石の君を亡く悲しみは強まるばかりです。春になり、源氏は出家をしようとする思いを一層募らせるようになっています。
京都の秋は紅葉が美しく、平安時代の雅な都人の暮らしを思い浮かべてしまうものです。しかし、当時、都は「鬼」などが横行し、安心できるところではなかったと言われます。
この鬼たちを退散させるため、祈祷などを行い退散させるなどが行われ、陰陽師 安倍晴明などが活躍していた時代でもありました。
秋となるとなぜか鬼の存にが気なります。紅葉が進む鬼伝説の「大江山」に行くと鬼たちの騒ぎ声が自然の中で騒いでいるような気がしました。
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